チャイルドマインダーについて知ろう
全英チャイルドマインダー協会が1970年代に設立された、その主たる目的はどの
ようなものであるのか? ということを考える場合に、既にチャイルドマインダーと
して仕事をしている人に対する、継続したフォローアップを行なう、ということがひとつ
あるように思われます。
このことは、チャイルドマインダー協会に限ったことではなく、およそ、
チャイルドマインダーのように、一定の資格を持って仕事をする専門職に対して、継続
したフォローアップ、バックアップを行なう組織がやはり必要である、ということが
言えるということなのだろう、ということですね。
この点、例えばチャイルドマインダーであればチャイルドマインダーの資格を認定し、
資格を持っているのだからあとは自分で研鑽を積んで、しっかりとやってくれ・・・
ということで済む話ではない、ということがひとつ申し上げられるかと存じます。
なぜなら、チャイルドマインダーの仕事も、日々、移り変わってゆく部分があります。
チャイルドマインダーとしての心構え、だとか、チャイルドマインダーとしての哲学、
といったような部分は不変であるとして、ですね。その他の部分・・・つまりは、
実際の、チャイルドマインダーについての実務の部分、保育という部分については、
日々、時代の移り変わりに従って、少しずつ、変化していくことが予想されます。
これまでだって、そうだったでしょう。そのようなことを考えれば、
全英チャイルドマインダー協会のような存在が重要さを増して参ります。
全英チャイルドマインダー協会が1970年代に設立されて、件の
全英チャイルドマインダー協会が、いったい、どのような目的をもって活動を始めた
のか? というところを振り返るにあたって、地元イギリスにおける保育事情、
というようなものついて考えてみたいと思います。
もともと、チャイルドマインダーのような職業の形態が生まれたのは、産業革命
が興って後、女性の社会進出に対する具体的な対策、というようなニーズがあって、
チャイルドマインダーの仕事、ということが必要になった、という背景があると
思います。
そういうことを考えていくにあたって、この、チャイルドマインダーという仕事は、
現代の女性にとって、更に、欠かせない職業となっているように思うのです。と、
申しますのも、近年、我が国においても、男女共同参画といったことが声高に叫ばれる
ようになって参りました。そういうことを考えて行けば、女性が、育児に専念できる、
というような環境は、なかなか、つくりだし難い、というということですね。
なにも、女性でなくても、男性でもいいのですが、子供が小さいうちは、自宅で、
じっくりと保育をする、というようなことが、なかなか困難になってきている、という
ことは、英国でも同様であるように思われます。1970年あたりでは、既にそう
だったでしょう。
その頃に、全英チャイルドマインダー協会が設立された、というのも、時代の要請による
ものであると、いうことが言えるでしょうね。
チャイルドマインダーという名前の資格があるのだ、ということなんですが、では、
この、チャイルドマインダー資格というのは、いったい、どのような認定制度を
持っているのでしょうか? まずは、チャイルドマインダー資格の認定業務を
行なっているのだと思われる団体について見て参りましょう。
イギリスに、全英チャイルドマインダー協会と称する団体がございます。
全イギリスにおきまして、チャイルドマインダー資格認定業務を行なったり、
チャイルドマインダーという資格や仕事の専門性、といったことの普及活動を
行なっているのが、この、全英チャイルドマインダー協会であるということなので
しょう。
この、全英チャイルドマインダー協会は、1970年代にその設立がされた、という
ふうに聞いております。チャイルドマインダーという呼称は、それ以前からあった
ものと思われます。
ですので、全英チャイルドマインダー協会というものの設立過程というものは、
既にチャイルドマインダーとして活躍をしている保育の専門家に対する更なる
教育研修活動や、チャイルドマインダーという仕事に対する認知度を高める
などの目的を持って、言わば、ニーズにこたえる形で設立された団体ではない
のかな? という気がするのですが、この点、如何でしょうか?
チャイルドマインダーという呼称があっても、それぞれ、ばらばらに活動して
いるのでは、なかなか認知度も高まりません。そんなときに、この、
全英チャイルドマインダー協会の設立は・・・。
英国での話です。チャイルドマインダーという呼称が一般化するのは、少なくとも、
保育の専門家に対する需要が高まりだして後のことであると思われます。そうでなけ
れば、チャイルドマインダーという資格や制度が、産業革命の勃発の前から計画的に
準備されていた、というようなことは、ちょっと考え辛いのです。
必要は発明の母、なんていうことをよく言いますが、子供を誰かに預けることが必要に
なった場合に、一時的に、隣の人に預ける、というような便宜措置では間に合わなく
なってきたときに・・・。
あるいは、段々と、高度な専門性を、子供を預ける側が子供を預かる側に対して求めて
行く、ということが当然のようになってきていた段階で、チャイルドマインダーという
ような制度が、チャイルドマインダーという資格が、それ相当の専門性を持っている、
というという前提の許に、認定されるようになってきた、というようなことがあるよう
に思われるのです。
チャイルドマインダーという呼称は、こうして考えてみれば、なるほど、面白い呼称で
ある、と申しますか、言い得て妙、というような語感であるな、というふうにおもって
しまいます。チャイルドマインダー、これは、なるほど、面白い言い方だな、ということ
ですね。
子供のマインドに対してなんらかの働きかけをすることができる立場である、、という
ことと、子供のマインドに対してなんらかの働きかけをしてしまう立場えある、という
ことを、同時に顕しているように思えるのです。
それでは、チャイルドマインダーの資格認定制度、というものは、いったい、どのよう
になっているのでしょうか? チャイルドマインダー資格認定制度について、少し、
詳しく見て参りましょう。そもそも、チャイルドマインダーという、所謂、保育の
専門家の制度というもののルーツを辿ってみると、産業革命が興った頃の、英国に
遡ります。
つまりは、チャイルドマインダー制度というのは、産業革命が興った英国において、
女性が、所謂労働力として熱い視線を浴びるようになってきた、という時代背景が
あるように思われます。なるほど、産業革命という、この、人類史を変えるような
一大勃興期において、それまでは、家事育児中心だった家庭婦人が外へ出ることが
飛躍的に多くなっていった時代であると思われます。
そんな中で、本来過程で保育されていた、乳幼児を、誰かに預けて、母親が、外へ
出て働く、というようなことが、段々と珍しくなくなっていく・・・というような
ことになって来る。そこで、保育を任せる専門家が必要になってくる・・・といった、
社会的要請に対して、この、チャイルドマインダー制度、というものが、熱い視線
を浴びるようになってきた、ということが、ひとつあるのだと思われます。
チャイルドマインダーという呼称が、いったい、いつ頃に生まれ、いつ頃に定着
したのか? ということについては、未だ、わたしには謎です。日本で、嘗て保母
と呼んでいたのが、いまでは、保育士と呼びますが・・・。
では、チャイルドマインダーが、子供のマインドに対してなんらかの働きかけを行なう
専門家である、として、いったい、どのような働きかけをするのが、
チャイルドマインダーと呼ばれる人なのでしょうか? 子供にとって、養育者、保育者
の一挙種一投足が、その都度、自身のマインドに対して、なんらかの働きかけをして
いる、というふうに申し上げてもいいかと思われます。
それは、また、チャイルドマインダー有資格者に限ったことではなく、保護者について
も、そういう意味では、子供にとってはチャイルドマインダーとなるわけですし、
保育園で子供を保育する保育士も、子供にとっては、チャイルドマインダーである、
ということになるでしょう。
子供のマインドになんらかの働きかけを行なう、触媒のような役割をするのが、
チャイルドマインダー有資格者の専売特許ではない、という点は、ご理解戴けるか
と存じます。なるほど、チャイルドマインダー有資格者は、チャイルドマインダー
という名のとおり、子供のマインドに対して、どのような働きかけをするか、という
ことについて、研鑽を積んでいるのだと思われます。
しかし、言葉を変えて言えば、保育の専門家は、すべからく、チャイルドマインダー
的なスキルを要求される立場にあるのだと思われるのです。チャイルドマインダー
資格制度の許での考え方と、保育士資格制度の許での考え方、というものには、
両者に、それぞれ、固有のコンセプトがあるでしょう。
マインド、という英語を訳そうとする場合に、いったい、どのように訳せばいいで
しょう? 意識だとか、考え方だとか、シチュエーションによって、いろんな訳し方が
出来るのだと思います。そういったことを考えれば、チャイルドマインダーというのは、
子供のマインドに対して、なんらかの働きかけが出来る人、専門家である、というよう
な捉え方も出来るのではないでしょうか?
なるほど、チャイルドマインダーというのは、保育の専門家である、というふうに、一律に
考えた方が楽ですし、日本における保育士制度とは系統が異なるけれども、大きく
カテゴライズすれば、そういうことになるのだと思われるのです。
では、チャイルドマインダーは、子供のマインドに対して、どんな働きかけをしようと
する人のことを言うのでしょうか? よく、モチベーター、という言い方をします。
モチベーターというのは、どうも、わたしの感触では、和製英語であるように思えるの
ですが、この点は如何でしょうか? ともあれ、モチベーターというのは、ビジネスに
対するモチベーションを喚起し、モチベーションを維持向上させる触媒のような役割を
果たす人、そのような専門職である、というような言い方をすることが出来るか、という
ふうに思われます。
それはそれとしまして、では、チャイルドマインダーとは、子供のマインドに対して、
なんらかの働きかけをする、触媒のような役割を果たす人である、というふうにも
思えるのです。
チャイルドマインダーって、日本では、なんだか、聞き慣れない言葉ですよね。
チャイルドマインダー・・・チャイルドを、マインドする人、という意味になるので
しょうか? 直訳すると、そういうことになりそうです。しかしながら、
チャイルドマインダーと言いますと、ざっくりと言えば、子供を保育する人、という
くらいの意味に捉えておいた方がいいように思います。
保育士、というふうに書くと、日本では、保育士という資格制度がありますし、保育園
などに勤務する場合に、資格を持った保育士がどれだけかはいなければならない、と
いうような決まりがあるのだと思います。
そういった意味では、チャイルドマインダーという資格も、実際にあるのでしょうけれ
ど、日本においては、保育士資格の代替にはならない、なり得ないので、そういった
ところ、チャイルドマインダーはチャイルドマインダーで、別個の資格体系であるのだ
というふうに考えた方がいいようです。
しかしながら、子供を保育する専門家、というカテゴリーがあるとすると、そこは、
チャイルドマインダーも、そのカテゴリーに含まれるわけですから、我が国におき
ましても、例えば、個人的にベビーシッターなどを依頼するような場合に、
チャイルドマインダーの資格を持っているんだ、というようなことが、差別化の要因
となるのではないか、というような気が致します。
では、チャイルドマインダーというのは、いったい、どのような資格であるので
しょうか?
チャイルドマインダーという仕事というのはどのような仕事でしょうか?
実際にどのような活動をしているのでしょうか?
チャイルドマインダーというのは、乳幼児、学童など0歳~12歳までの子供
を預かったり家庭に訪問して、しつけなどの初期教育、健康管理などを行う
幼児教育のエキスパートです。
保育士とは違い各家庭の教育方針、家庭環境などに合わせた個別の指導を
行うことで、子供の個性を重視したきめ細やかな教育を行い、子供の健やかな
成長や能力を伸ばすことが目的になります。
日本では認知度が低い資格ですが、昨今のいじめ問題や幼い子供の暴力事件
親による虐待など子供の教育に関心が集まる今の時代にこそ必要とされるの
がチャイルドマインダーと言えるでしょう。
最近では共働きの家庭の増加や離婚率の増加などにより子供に接する時間が
減少する中で、子育ての協力者として、親と子の懸け橋として、子供の良き
理解者として、子供の成長の様々な場面で活躍するのがチャイルドマインダー
です。
イギリスから生まれたチャイルドマインダーという資格。イギリスでは、
国家資格で扱われているそうです。それほど重要な資格になっているそうです。
実際に日本で活躍しているチャイルドマインダーがメディアなどで注目を浴び
れば日本も認知され信頼ある資格の一つになります。
今後チャイルドマインダーの需要は増えていきます。そして、必要とされます。
現在保育士などの資格を持っている人たちもチャイルドマインダーの資格を持つ
ことによって仕事の幅が広がることに間違いありません。
チャイルドマインダーの資格を持って仕事をする、ということが、今後、我が国に
おいても、とても重要な役割を果たすのではないか、と、いま、私は、そんな予感が
しています。
と、申しますのも、いまだ、保育園に入れない、所謂待機児童が沢山いるのだという
ふうに聞きます。
幼稚園と保育園を統合しよう、という、所謂、幼保一体化、についての議論も始まって
いますよね。
で、チャイルドマインダーの存在です。
子供を預かる、保育する、幼稚園のように教育機関としての役割も果たす・・・といった
機能を、考えてみれば、チャイルドマインダーという存在は、あらかた満たすことが出来
る存在であるように思えるのです。
ここのところはとても重要なところですね・・・。
今後、チャイルドマインダーとして独立して開業するような方が、我が国でも増えて行く
としたら、子供を預ける保護者の側としては、それだけ、選択肢が増える、ということに
なっていきます。
この、選択肢が複数ある、ということが、互いに、相乗効果のようなものを生んでいく
可能性を持つ、ということです。
幼稚園、保育園、独立した託児所、チャイルドマインダー・・・。いろんな選択肢がある
中で、保護者側は、子供の特性も考え併せた上で、自分たちのニーズを満たすものを
選んでいくということが出来れば、素晴らしいですね。
チャイルドマインダーについて、今後、益々勉強していきたいな、と考えております。
そして、チャイルドマインダ―の可能性についても・・・。